
美術と狂気を上手く融合させた傑作サイケデリックホラー「レイヤーズ・オブ・フィア」。
その開発チームが去年世に送り出したホラーゲームがこの「>observer_」(オブザーバー)だ。
このゲーム、去年PVを初めて見たときは衝撃だった。和ホラーでもなく、海外のパニックホラーでもない新しいホラーゲームだったからだ。
まさに悪夢を具現化したかのような世界で繰り広げられるその映像は、ゲームでしか出来ない表現の数々であり、私は久しぶりに心をワクワクさせるホラーゲームの登場に日本での発売を心待ちにしていた。
そして流れること約1年。
いつの間についに「>observer_」の日本語版が発売された。価格は通常3,500円。しかも8月29日11:59までは15%の割引割引価格で購入が可能です。
やったぜ。
あらすじ
時は2084年、ナノファージと紛争によって人口が激減した世界。
政府はもはや機能しておらず、カイロンという大企業が実質上の支配者として君臨している。主人公はダニエル・ラザルスキ。
カイロンが運営する警察のオブザーバー ユニットの刑事だ。ある日、ダニエルは長年音信不通だった息子のアダムから、怪しげなメッセージを受け取る。
「アダムは、なぜこんなメッセージを送ってきたのか?」
メッセージの発信源は、悪名高いスラム街。スラム街に向かい、アダムの行方を探すダニエル…
メッセージが発信されたアパートでダニエルが見たものとは…!?
プレイ日記


▲個人的に萌えキャラの家政婦ロボットくん。
サイバーパンクな世界観は80年代のSF映画のよう。
ハイテクなのにブラウン管のコンピュータ。分厚いノートパソコンとごちゃごちゃの配線が一昔前のSF映画っぽさをより醸し出す。
主人公は相手の記憶に侵入できる「オブザーバー」と呼ばれる組織の1人で、行方不明になった息子を追ってスラム街にやってきた。そこで引き起こされた殺人事件を追っていくのが大まかなゲームの流れだ。
いきなり、首のもげた死体を調査することになるが、この程度で悲鳴を上げては洋ゲーは出来ません。マジで。

さて、調査の内容だが主に2つ。
「電磁気ビジョン」と「生体ビジョン」。
「電磁気ビジョン」は被害者のオーグメンテーションの特定に一役買う。
「生体ビジョン」は被害者の受けた傷や血痕などを分析するために使用する。
主人公の眼はオーグメンテーション化しており、この2つの能力を駆使して事件を追っていきましょう。
とりあえず、被害者が死の直前に誰かに電話していたのが分かったので、その人に会いに行くことになった。
だが、部屋の外に出ると異常事態発生。
どうやら「ロックダウン」されてしまったようだ。おかげでこのスラム街に閉じ込められてしまった。
というかロックダウンってなんだ? なんとなく閉じ込められるっていうのは分かる。
教えてGoogle先生。
Lockdownとは
セキュリティ強化のために、OSやアプリケーションなどの機能やリソースを制限することである。個々にPCを持っていることが当たり前になってきているが、1台のPCを複数のユーザーで利用することもある。その場合、ユーザーごとにファイルやディレクトリなどへのアクセスや使用できる機能を制限することは重要だ。
なるほど。
閉じ込められたという認識で大丈夫っぽいね。

調査すること15分。
脳内にお友達を飼っているハッピーな子ども「ポーリーナ」に遭遇。どうやら、調子がよろしくないようだ。
これはサブミッションなので無視しても構わないが、どうせだったら解決してあげよう。
市民の健康を気遣うのも「オブザーバー」の勤めなのです。多分。
幼少期に脳内にお友達がいるというのはよく聞く話。「イマジナリーフレンド」って奴だ。
しかし、ポーリーナの場合どうやら本当に脳内にいるらしい。調査を進めると彼女の脳内にいる人物「ピエタ」の居場所を見つけることができた。

▲いや恐いよ。なんで眼がモニターに映ってるの?

攻殻機動隊よろしく脳内にダイブ。
ダイブパートは現実世界とは違い、あり得ない演出の数々が私のSAN値を削っていく。



トラウマが反映されているのか、それとも記憶が混じり合いカオスな空間を作り出したのか。或いは両方なのかは知らないが、デジタルノイズに溢れた世界を進んでいきなんとか彼女の意識と話すことが出来た。

ピエタはポーリーナを実験に使っていたが、どうやら愛着が出てしまい彼女の脳内に住み着いてしまったようだ。現実に戻ろうと説得する主人公だが、ピエタはポーリーナを1人に出来ないとこれを拒否。ここに残ると言い張った。
正直ここら辺の翻訳があまり上手とは言えず、全て理解することができなかったが、雰囲気はわかった。
結局、ピエタを現実に戻すことは諦め、ポーリーナの部屋のロックを開放した。
2人がいつか出会えることを祈ろう。
つづく
【追記】
つづくと言いましたが、この後すぐにクリアしてしまい。プレイ日記はこれでお終いになりました。代わりにレビューを挙げたのでお暇な方はどうぞ。
